【D視点】BMW 3シリーズ…あこがれの優等生の素顔

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★期待通りの優等生

『7シリーズ』から始まったBMWの新世代デザインのアクの強さに違和感を持つ向きは多かった。それも『Z4』、『5シリーズ』そして『1シリーズ』へと展開されるに伴って、コーポレートアイデンティティとして認知されるようになった。

そんな状況でBMWの主力車種、『3シリーズ』の5代目が発表された。デザインテイストは7シリーズ以来のアイデンティティを基本にしているが、直近のモデルである1シリーズに最も近い仕上げとなっている。

車格が近いから1シリーズと似ているのは確かだが、多くのモデルチェンジの試行錯誤から、新しいデザインほど洗練されているのも自明であり、ベストチョイスの結果似てしまったのだろう。

しかし新型3シリーズは、デザインアイデンティティを他車と共有しながらも、車格の違いや経験の成果を積み上げたデザインを備える。金太郎飴ではなく、デザインに誠意や説得力を感じさせるのが好い。

また、ボディサイズは先代より一回り大きくなったものの、ボディサイドの強い凹面が肉抜きとなり引き締まって見える。これまでの3シリーズと同様に、あるいはそれ以上に、BMWファミリー内の優等生の位置は確保したようだ。

もっとも、新デザインシリーズのしんがりとして見事にまとめ役を演じたが、想像通りのデザインを見せられたという興ざめな気分もある。完成度が高いのは喜ばしいが、新しさへの挑戦を見せてほしかった。


D視点:デザインの視点
筆者:松井孝晏(まつい・たかやす)。東京造形大学教授、デザインジャーナリスト。元日産のデザイナーで、『Be-1』をプロデュースした。

★期待通りの優等生
★衣の下の甲冑が見えた
★信じるものを救うラグジュアリー
《松井孝晏》

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