【新聞ウォッチ】アスベスト被害…マツダ、富士重工でも死亡者

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今日の朝刊から---気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年7月13日付

●橋梁談合在職中にも工事配分逮捕の元理事供述(読売・1面)

●ホンダ「NSX」生産終了へ 欧米新排ガス規制対応困難で(読売・8面)

●三菱ふそう、ブルストラー社長に聞く、トップ主導で風土刷新(読売・8面)

●アスベスト被害、マツダで2人も富士重工でも1人死亡(毎日・29面)

●三菱自動車、重工が筆頭株主に、フェニックス、一部売却へ(東京・8面)

●あふれるi スバル、三菱自動車も(東京・8面)

●米デルファイ、曙ブレーキ株売却、資本提携解消、GM不振、余波拡大(日経・1面)

●輸入車「レクサス」に対抗、店舗イメージ刷新、ベンツ、BMW(日経・11面)

●三菱ふそう社長 本社移転を検討(日経・11面)

●三菱自、欧州子会社の人員2割弱減(日経・11面)


ひとくちコメント

アスベスト(石綿)による健康被害が自動車メーカーにも広がっている。新たにマツダ、富士重工業の従業員らが、中皮腫や石綿肺で死亡していたことが明らかになった。

きょうの毎日などが社会面で取り上げているが、それによると、マツダでは、1989年と91年に2人の従業員がともに中皮腫で死亡。2人は、広島市内の工場で三輪トラックのエンジン用断熱材の取り付け作業をしていた。断熱材には毒性の強い「青石綿」を使用していた。さらに、別の元男性社員3人も中皮腫などで療養中という。

一方、富士重工業では、宇都宮製作所(宇都宮市)の鉄道車両の製造工程で石綿を含んだ断熱・防音材の取り付け作業に従事していた従業員が98年に死亡していた。99年に労災認定され、同じ作業にあたった元社員の60代男性も中皮腫と診断され現在療養中という。

また、毎日の1面トップの記事によると、「肺がんの場合、多くはタバコが原因と診断され、アスベスト被害が見逃されてきた可能性が高い」という恐るべき調査結果も明らかになっている。
《福田俊之》

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