古河ユニックは、三菱ふそうトラック・バス製『キャンター』の原動機に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は05年3月から6月までに生産した167台。
これらのクルマのうち、車載簡易型クレーンにおいて、クレーン作業状態と走行状態を確実に判断するための安全装置であるリミットスイッチの位置検出を行うプッシュプルケーブルのかしめ位置が不適切で、電源オフ状態を検出できないものがある。
オフ状態にして走行している際に、突然リミットスイッチが入り、原動機の動力をクレーン作動状態に切り替えてしまうため、原動機の動力がタイヤに伝達されず、走行不能となるおそれがある。