古河ユニックは3月10日、小型トラック架装用ユニックキャリアの方向指示器(作動状態表示装置)ついて、補助方向指示器の設定が不適切なため、点滅回数が変化せず、運転者が異常を認識できず、保安基準に適合しないとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは、2023年11月6日~2025年1月17日に製造されたユニックキャリアの、いすゞ『エルフ』、『フォワード』、マツダ『タイタン』、日産『アトラス』、UDトラックス『カゼット』5車種計544台に架装されたもの。
運転席メータパネルの作動状態表示装置において、補助方向指示器の設定が不適切なため、前面または後面に備える方向指示器に異常が発生した場合、点滅回数が変化せず、運転者が異常を認識できない。そのため、保安基準に適合しない。
改善措置として全車両、補助方向指示器の電球を対策品に交換する。
不具合の発生件数は0件、事故は起きていない