全国軽自動車販売協会連合会が1日発表した今年上期(1−6月)の軽自動車新車販売(届け出)によると、総台数は前年同期比1.1%増の102万3780台となった。上期としては昨年に続いて過去最高を記録した。
6月の新車販売(速報)は前年同月比 5.1%増の16万6378台と、比較的高い伸びを示した。これで3カ月連続のプラスとなり、上期の記録更新につながった。
軽自動車各社は年初、今年の新車販売は過去最高だった昨年の反動から「若干のマイナスになる」(鈴木修スズキ会長)との見方が大勢だった。
しかし、各社の新車投入や販売競争が市場の活性化につながっている。上期の販売内訳は乗用車が0.6%増の74万4250台、貨物車が2.6%増の27万9530台で、いずれも2年連続のプラスとなっている。