【リコール】日産 リバティ など8車種18万台…一酸化炭素と騒音

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日産自動車は『リバティ』、『ブルーバードシルフィ』、『セレナ』など8車種の一酸化炭素等発散防止装置と騒音防止装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は01年4月から04年5月までに生産した18万4315台。

これらのクルマでは、原動機制御コンピュータのプログラムが不適切なため、高速走行中の減速時に空気量が不足して失火した燃料が前側触媒部で燃焼。またはエキゾーストマニホールド内部の排気流れに偏りがあり、前側触媒内部が部分的に高温となる。この結果、触媒内部が高温の熱負荷を繰り返し受けて熱劣化し、損傷するおそれがある。

またエキゾーストマニホールドの遮熱板の形状が不適切で、前側触媒の酸素センサー取り付け部が熱負荷を繰り返し受けて腐食し、取り付け部がはがれて異音が発生する。使用を続けると、酸素センサーが外れて騒音が増大するおそれがある。

さらにメインマフラーの材質が不適切なため、マフラー内部のインレットパイプが折損した場合、インレットパイプ取り付け部に応力が集中して破損し、騒音が増大するおそれがある。

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