11月2日から6日間、千葉市の幕張メッセ(日本コンベンションセンター)で開かれていた第38回東京モーターショーは、11月7日(日)午後6時に閉幕した。
『蛍の光』のメロディと共に、各社のブースは、ショーで活躍したコンパニオンが勢ぞろいし、来場者を見送った。
会期中の総入場者数は24万8600人。前回(36回)の商用車ショーの総入場者数21万1100人を大幅に上回った。
主催者側は「ショーのサブタイトルを“商用車”から“働くくるまと福祉車両”と名称を変えてコンセプトを明確化したことで、とくに、先進技術などを取り入れた福祉車両などを中心に、ユーザー層が広かった」と分析している。
来年は乗用車・二輪車ショーの開催で、2007年からは衣替えとなるが、2000年から実施してきた商用車ショーは今回で終止符。予想をはるかに超える“集客力”で、有終の美を飾った。