【東京モーターショー04】マツダ ボンゴコンセプトはエンジンの音だけ

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【東京モーターショー04】マツダ ボンゴコンセプトはエンジンの音だけ
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マツダのブースを見学していると、エンジンをかけてはいけないはずなのに、エンジンがかかる音が聞こえてくる。だが、よく耳を澄ますとそれは、『ボンゴバンコンセプト』の下にあるスピーカーから流れる効果音だった。

ボンゴバンコンセプトには、スマートキーを一歩進めた機能が盛り込まれた「E-SI」(イージー。Energy-Saving Idling Control)装置が組み込まれている。

これはAT仕様のボンゴバンで配達地に付いた際に、サイドブレーキを引き、シフトレバーをパーキングに入れただけでエンジンがストップ、そして配達が終わってクルマに戻った時にはブレーキを踏み込むことで、エンジンが再始動するというもの。

もちろん通常のスマートキーのようにクルマから離れると施錠、近づくことで開錠されるシステムも組み込まれている。

この機能のデモンストレーションのために、エンジンがかかったり、止まったりする効果音が流されていたのだ。このシステムの体験は、一般公開日にも行われるので、誰でも体験することができる。

屋外の展示場では、『タイタン』トラックに同様のシステムが組み込まれたものも用意されており、こちらは実際にエンジンがかかって体験することができる。

このシステムはまだ実験段階だが、市販要望の声によっては市販を計画しているとのこと。現在はガソリンエンジンだけだが、ディーゼルでの使用も視野に入れて開発を進めていくという。

東京モーターショーは一般公開3日から7日まで、千葉・幕張メッセにおいて開催中。

《岡島裕二》

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