日米欧の大型車・エンジンメーカーや業界団体による「第2回世界商用車会議」が2日、千葉市のホテルで開かれ、各極の燃料規制や排ガス試験などに関する調和を推進することを確認した。次回会合を2005年秋にシカゴで開くことも決めた。
会議には日本の大型4社やダイムラークライスラーなど欧米メーカー8社および日本自動車工業会など4業界団体の首脳が出席、2010年に至るまでの排ガス低減活動などを協議した。
各メーカーが対策を効率的に推進するには異なる規制や基準の調和が必要と一致、今後作業部会を設置して推進することになった。
議長を務めた日野自動車の蛇川忠暉会長は、「調和を実現する期限までは合意していないものの、なるべく早期に実現できるよう努めていくことで合意できた」と評価した。