日本GPで参戦100戦目を迎えるB・A・R・ホンダ。もちろん目指すは悲願の初優勝。「B・A・R・ホンダが記念すべき100グランプリを日本で迎えられることを誇りに思う。願わくばここでシャンペンシャワーを浴びられたら最高だ」とデイビッド・リチャーズ代表。
1999年メルボルンでデビューしたB・A・R。すぐにでも優勝を飾れるとの思惑は外れ、厳しい時代が続いた。しかし今年、初めて真剣に優勝を狙える位置にたどり着いたとあって、チームの士気も向上。
ホンダも『鈴鹿スペシャル』エンジンを投入し、初優勝への期待は膨らむばかりだ。優勝を狙って冒険的なアプローチを取るのではとの見方もあるが、テクニカルディレクターのジェフ・ウィリスはこれを否定。「鈴鹿でのリスクは最小限に抑える。当面の目標はルノーに対するリードを広げること」
中国GP終了時点でルノーとの差は9ポイントに広がっている。