三菱自動車工業は28日、過去の調査で新たに判明した224件の不具合のうち、6件をリコールとして国土交通省に届け出たと発表した。
国交省も同日、三菱自の判断を認める記者発表を行うとともに、凍結していた三菱ふそうトラック・バス社の型式審査のうち、小型・中型のトラックとバス、合わせて69型式を認証したことを明らかにした。
ただし、大型トラックやバスについては「後輪ハブの検証が未だ終了していない」として審査凍結措置を継続する方針だ。
これにより、三菱自に関しては、過去のリコール案件はすべて届け出たことになる。全国紙などにお詫び広告を載せた同社としては、秋に向けて新車販売の回復を目指したい考えだが…。