富士重工業は、スバル『インプレッサWRX STi spec C』を2005年以降のモータースポーツ参戦の主要車種として、年内にFIA(世界自動車連盟)にグループNのホモロゲーション(公認書)を申請すると発表した。
FIAグループNは、ラリーやレースなどの競技車両によるカテゴリーの一つで、参加する車両にはホモロゲーションの取得が義務付けられている。
現在は「WRX STi」でFIAグループNのホモロゲーションを取得しているが、来年は車体の軽量化とエンジンの高性能化を図ったWRX STi spec Cで取得する。
富士重では、FIAグループNのホモロゲーションの取得条件である1000台以上の生産を2004年中に達成する計画。
FIAグループNで競うプロダクションカー世界ラリー選手権では、スバルのインプレッサWRX STiが2003年のシリーズのタイトル1−3位を独占した。