【リコール】日産エルグランド、改善対策も

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日産自動車は、Lクラスミニバン『エルグランド』のリコールと改善対策を国土交通省に届け出た。いずれも02年4月−03年3月に生産した車両が対象。

リコール対象は3万3232台で、エンジン制御コンピュータープログラムが不適切なため、空燃比が薄くなって排気温度が上昇、マフラー1本につき2個(合計4個)ついている触媒のうち、前側の2個が高温の排ガスにさらされて熱劣化し、損傷するおそれ。

また、改善対策は同期間に生産した2万0751台が対象。パワーステアリングポンプ内部のスプールバルブのクリアランスが狭く、フルードに砂が混入するなどするとバルブがロックし、パワステ系統の内圧が上昇、ポンプが壊れてステアリング操作力が増大するおそれ。

これまでに物損事故1件、その他不具合111件が見つかっているという。

《編集部》

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