【D視点】新型VWゴルフ…スローライフのラグジュアリー

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★フォルクスワーゲンは天才がお好き!

フォルクスワーゲンと言えば『ビートル』をあげるのは年配組で、ゴルフをイメージするのは若者なのであろうか。あるいは年齢に関係なく好みの違いなのであろうか。

第2次大戦の最中、アドルフ・ヒットラーの命令で、フェルディナント・ポルシェ博士が国民車(ドイツ語で「フォルクスワーゲン」)を設計した。これが戦時中に軍用車の「キューベルワーゲン」(バケツのクルマの意)として生産され、戦後、会社名となったフォルクスワーゲンから乗用車として発売されたのがビートルだ。

古くは2ボックスタイプのクルマとしては、英国のモーリス『ミニ』やリライアント『レベル』があげられる。またハッチバックタイプではドイツのグラース『1304』がある。しかし近代2ボックスハッチバックの元祖は、イタリアのカーデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロのデザインになる初代ゴルフであろう。

ジウジアーロは彼のオリジナルデザインが生産型で変更になったことにかなり不満があったようだが、イタルデザイン社時代のジウジアーロの最高傑作であり、フォルクスワーゲンとの出会いはお互いにとってラッキーであったといえる。

フォルクスワーゲンが二本の大黒柱を持ったのはそんな天才との出会いによる結果なのかもしれない。ビートルもゴルフも名車であり、お互いに簡単には引き下がれない。ビートルの後継として誕生したゴルフだが、ビートルはゴルフと並行生産された後、『ニュービートル』の誕生を機に、惜しまれながら戦列から下がった。歴史に残る名車には、やはり天才との出会いが似合う。

1/3★イタリア娘がドイツの主婦に変身
2/3★フォルクスワーゲンは天才がお好き!
3/3★高級クラブのママより、チョコレート屋の主人

《松井孝晏》

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