マツダは26日、『RX-8』の動力伝達装置など2カ所に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。03年2月−8月に生産した6559台が対象。
(1)MT車において、シフトレバーの振動を抑えるためのダイナミックダンパー用遮熱板の強度が不足しているため、振動で遮熱板が脱落する。
(2)前輪サスペンションの鍛造ロアアームにおいて、不適切な鍛造工程でアームのボールジョイントソケット部に亀裂が生じているものがあり、サーキット走行などで急旋回や急制動などを行うと、ボールジョイント部からボールスタッドが外れ、走行不能になる
以上のいずれかの不具合がある。