三菱自動車工業は13日、『デリカ』など2件のリコールを国土交通省に届け出た。
94年4月〜99年6月に生産したデリカ、8923台は、後部デファレンシャルギアの振動低減用ダンパーのウエイト支持ゴム及び脱落防止ピンの強度が不足しており、走行振動などによりウエイト支持ゴムが破損、ピンも折れ、ウエイトが脱落するおそれ。
また、99年3月〜01年8月に生産した『ミニキャブ』、3万6434台は、燃料タンク前側の取り付けボルトが緩み、反対側の後部取付部に亀裂が発生して燃料が漏れるおそれ。両方合わせて11件の不具合が見つかっている。