トヨタ自動車は20日、『クラウン』、『マークII』など72万台あまりのステアリングギアボックスに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。95年3月から99年2月までに生産されたクラウン、マークII、『クレスタ』、『チェイサー』の合わせて72万4419台。
トヨタ自動車は、昨年12月に日米で6台リース販売した燃料電池車『FCHV』の1台に燃料である水素が漏れる不具合が発生したため、全車両を回収して原因の究明などを行うことにした。燃料漏れが見つかったのは環境庁に納めた車両で、15日にタンクの口金のシール部分から異音が発生し、判明したという。
オーストリアGP決勝レース中にピットストップ中に給油口から出火するというアクシデントが発生したフェラーリ。チームとFIAが共同で事故原因の調査に乗り出すことが決まった。ミハエル・シューマッハが最初のピットで給油を行った際、ノズルから漏れた燃料が出火。幸いシューマッハとマシンにダメージはなく、すぐに消火器で消し止められた。
トヨタ自動車は20日、欧州での現地生産能力を増強する計画を発表した。2004年4月に英国工場(TMUK)を2年7万台に、フランス工場(TMMF)は年21万台に引き上げる。TMMFは、その後24万台まで拡大させる計画だ。年10万台の能力をもつトルコ工場を合わせると、同社の欧州生産能力は現在の50万台から61万台に増強される。
トヨタ自動車が昨年末、ホンダと同時に官庁などに納入した世界初の燃料電池車のうち1台に不具合が発生し、すべての車両の自主回収に乗り出したという。きょうの日経が報じているが、29日に予定していた愛知県や東京ガスなどへの6台の納入も延期する。
19日午前、佐賀県佐賀市で3人の乗った乗用車が川に転落し、2人が溺死するという事故が起きた。運転中にドライバーがバニティミラーで自分の顔を見ていた際にコントロールを誤り、川に転落してしまったらしい。しかも運転していたのは少年だという。
覚せい剤を使用した状態でクルマを運転し、赤信号を無視して交差点に進入。横断歩道を歩いていた男性を死亡させ、道路交通法違反と危険運転致死罪に問われた36歳の元暴力団組員に対する判決公判が19日、札幌地裁で行われた。
19日未明、山口県下松市内の国道2号線で、盗難届けの出ている乗用車が走っているのをパトロール中の下松署員が発見、追跡を開始した。乗用車は猛スピードで逃走したが、最後は他車との衝突事故を起こして停止。運転していた16歳の少女が逮捕されている。
日産自動車と日産ディーゼル工業は19日、小型トラック事業の強化を図るため、共同出資による開発会社を設立すると発表した(既報)。両社は現在、いすゞ自動車と提携して小型トラックを相互にOEM供給しているが、国内外で小型トラックの販売増を図るため、日産グループとしての開発力を高めることにした。
日産ディーゼル工業は19日、新中期3カ年経営計画の初年度となる、2004年3月期の連結営業利益が、03年3月期比で22%増に相当する140億円となる見通しを発表した(既報)。純利益も33億円の赤字となった前期から改善、20億円の黒字転換を予想している。