【新聞ウォッチ】トヨタ、燃料電池車に不具合、計画にブレーキも……

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【新聞ウォッチ】トヨタ、燃料電池車に不具合、計画にブレーキも……
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年5月20日付

●日産・日産ディーゼル、小型トラック共同開発へ(朝日・11面)

●主要損保3社が赤字、主力の自動車も頭打ち(東京・6面)

●BMWジャパン、F1技術応用の高級タイプ「BMW M3CSL」を発売(東京・6面)

●日産ディーゼル、前3月期決算、最終損失33億円、国内販売が不振(東京・8面)

●ディーゼル車「母子関係」にも悪影響、妊娠中に排ガス、子供は花粉症、都がラット実験初めて実証「低年齢化の根拠に」(産経・30面)

●トヨタ、燃料電池車を自主回収、充てん中水素漏れ(日経・13面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車が昨年末、ホンダと同時に官庁などに納入した世界初の燃料電池車のうち1台に不具合が発生し、すべての車両の自主回収に乗り出したという。きょうの日経が報じているが、29日に予定していた愛知県や東京ガスなどへの6台の納入も延期する。

記事によると、高圧水素タンクに燃料の水素を充てん中、注入口から水素漏れが検出されたという。環境にやさしい「究極のエコカー」として脚光を浴びている燃料電池車だが、公道実験を終えて実用化に踏み切ったとはいえ、価格や安全面を取り上げてみても難題山積。

ハイブリッド車の『プリウス』にしても、発売当初はバッテリーなどに不具合が発生し無料で回収・修理を重ねることで、ようやく“市民権”を得られるほどに進化した。燃料電池車についても、こうしたハードルは避けられないが、これを契機に、オーバーヒート気味で突き進んできた開発プロジェクトをもう一度冷静に見直すことも必要だろう。
《福田俊之》

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