オーストリアGP決勝レース中にピットストップ中に給油口から出火するというアクシデントが発生したフェラーリ。チームとFIAが共同で事故原因の調査に乗り出すことが決まった。ミハエル・シューマッハが最初のピットで給油を行った際、ノズルから漏れた燃料が出火。幸いシューマッハとマシンにダメージはなく、すぐに消火器で消し止められた。
FIAは、「われわれはフェラーリの再給油事故の原因を調査することになった。調べではリグとクルマのコネクター部分に少量の燃料が蓄積していたことが原因と見られているが、何が引き金になって出火したのかは分かっていない。FIAではフェラーリと給油リグメーカーと協力して原因究明に当たりたい」との声明を出し、調査チームを立ち上げたことを明らかにした。
フェラーリではルーベンス・バリケロのほうもリグが引っかかるというピットストップトラブルに見舞われている。