トヨタ、英仏工場で年9万台の能力増

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トヨタ、英仏工場で年9万台の能力増
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トヨタ自動車は20日、欧州での現地生産能力を増強する計画を発表した。2004年4月に英国工場(TMUK)を現在の年22万台から27万台に、フランス工場(TMMF)は年18万台から21万台に引き上げる。TMMFは、その後24万台まで拡大させる計画だ。いずれもトヨタ車の販売が堅調に推移しているためで、年10万台の能力をもつトルコ工場を合わせると、同社の欧州生産能力は現在の50万台から61万台に増強される。

英仏工場の生産拡大に当たっては、トヨタの国内外工場を通じて初めてとなる3直体制を導入する。これに伴いTMUKでは1000人、TMMFでは500人を新たに採用する。TMUKでは『カローラ』と今年2月に生産開始した新型『アベンシス』がともに好調。『アベンシス』は年内に日本に輸出する計画もあり、能力増を図ることにした。TMMFは01年1月から『ヤリス』(日本名『ヴィッツ』)を生産している。

トヨタは03年3月期に欧州の連結営業利益が39億円(前期は124億円の赤字)と、4期ぶりに黒字転換しており、攻勢をかける。今年度はダイハツ、日野を含む連結ベースで80万台の欧州販売を計画している。
《池原照雄》

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