開幕戦から双方向のテレメトリーシステムが禁止される。これはマシン側からピットに向けてのデータ送信はとりあえず許された格好だが、ピットからマシンに向けての遠隔操作が禁止された格好になる。
実際、昨年のモナコGP決勝で、ミスファイアに見舞われたマクラーレンのマシンが走りながらトラブルを解消してしまった事例がある(燃料ミクスチャーを変更)。つまり、今年からはこれができなくなるわけだ。
また、今年のイギリスGPからは、ローンチコントロール(発進補助装置)やトラクションコントロール、そしてコンピュータプログラムによって自動化されていたフルオートマチックトランスミッションといった電子制御装置が禁止となる。果たしてドライバー主導のF1は戻ってくるのだろうか?
●こういうことなのか! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。自動車業界のトレンドをウォッチング!---