公的年金の買いに対する観測から、全体相場は3日続伸。自動車株も総じてしっかりした動きとなった。
大手5社の11月の生産・販売・輸出実績によると、国内自動車生産はそろって前年実績を上回る水準。ホンダを除く4社は2ケタ増を記録したが、『アテンザ』が伸びたマツダ、『コルト』が好調な三菱自動車工業は、株価はともに前週末比変わらず、終値はそれぞれ215円、250円。ホンダも4400円で変わらずだった。
トヨタ自動車は国内生産、輸出ともに3カ月連続の増加で、海外生産は11カ月連続の増加。そろって2ケタの伸びをみせており、公的年金と見られる買いに70円高の3140円と反発した。日産自動車も13円高の930円と反発し、富士重工業、ダイハツ工業もしっかり。
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