気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2002年6月13日付
●イキな会社、平日夕のチュニジア戦、就業中にTV応援/早退黙認/代表ユニホームで会議(読売・8面)
●墨田区、検問中のパトカーに乗用車で突っ込み警察官2人重傷(毎日・27面)
●トヨタ、三河回帰、グループ結束、国際競争力を強化(産経・6面)
●ホンダ、環境対策で新システムを構築(東京・8面)
●不正車検、業者の“脅し”全国で300件、警察通報僅か46件(東京・27面)
●デンソー、日欧グループ内の円資金を一元管理(日経・11面)
●ジャック、カーコンビニ倶楽部など3社と資本・業務提携(日経・12面)
ひとくちコメント
フランスに続いて優勝候補とみられていたアルゼンチンもまさかの敗退。そのまさかが明日のチュニジア戦でも起こらなければいいのだが……。キックオフは午後3時半。きょうの読売が「イキな会社、就業中にTV応援/早退も黙認……」という記事を掲載する一方で、スポーツ紙などによれば、山形県の役所では職務中の観戦を全面禁止する知事通達が出されたという。
そんな最中、自動車各社が夏季休暇の日程を発表した。きょうの日経などが取り上げているが、最長はスズキと富士重工(スバル)の11連休。それでもスズキのロングバケーションは昨年よりも2日少ない。トヨタなど大半は例年並みの9-10連休。
それよりも「有給休暇」を消化して明日の対戦を観戦するかどうかと悩むほうが先決で、夏休みの計画をたてるどころではないだろう。今年に限って夏季休暇を6月に振り替えてくれるような“イキな会社”はなさそうだが……。