ゴールデンウィーク期間中に円高が進行し、この日は1ドル=126円台を記録。前日の米国市場の急落も嫌気され、全体相場は大幅反落となった。円高による採算悪化懸念から、自動車株も軒並み安。
トヨタ自動車が、前営業日比70円安の3400円と続落。三菱自動車工業、マツダがともに15円安と下げ、日産ディーゼル工業が100円台を割り込んだ。
ゴールデンウィーク直前に過去最高の好決算を発表したホンダは、5月1日に5950円まで急伸。海外売上高比率の高さから円高を懸念する売りが出ているが、下値圏の買いも厚く5840円で変わらず。日産自動車は同じく5月1日に一時1003円を付け、大台乗せを達成。これを境に利益確定の売りに急落したが、買い戻しが入り5円高の958円と3日ぶりに反発した。
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