米国株安に加え企業業績に対する警戒感が強まり、全体相場は続落。平均株価は3月1日以来1カ月半ぶりに1万1000円台を割り込んだ。全面安商状の中、自動車株は高安まちまちとなった。
ホンダが前日比20円高の5320円と反発。大手経済紙朝刊で三洋電機との共同によるハイブリッド車向けの開発が報じられ、材料視した投資家の買いが入っていた。富士重工業も米国での乗用車生産の能力2割増計画が材料となり、3円高の615円と小反発。日産自動車は買い戻しが入り、7円高の888円と反発した。
一方、三菱自動車工業が前日比9円安の361円と下げ、トヨタ自動車は30円安と続落。マツダ、スズキもさえない。
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