ケンウッドとセコムは、テレマティックス・サービスのひとつとして、位置情報提供サービス『ココセコム』に対応できるセキュリティ機能を搭載したカーナビゲーションを開発、製品化することで合意したと発表した。
ココセコムは盗難にあったクルマの所在地をGPSと、携帯電話(KDDI)の電波で位置を検索し、利用者に位置を知らせるとともに、要請があれば現場に急行するサービス。これをカーナビに組み込み、多くのユーザーに提供する。
カーナビ一体型のココセコムは、ココセコム単独導入に必要だったテンキー付車載ホルダー、監視用アダプターが必要なくなり、システムの一体化が可能。盗難車が急増しているが、警備会社と電機メーカーが組んでこうしたサービスを開発するのは初めて。