セコム×トヨタ、『歩行領域EV』を活用した巡回警備の公道実証運用を開始

歩行領域EV(警備実証用モデル)を活用して公道を巡回する警備員
  • 歩行領域EV(警備実証用モデル)を活用して公道を巡回する警備員
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セコムは、トヨタ自動車が開発中のパーソナルモビリティ『歩行領域EV(警備実証用モデル)』を活用した巡回警備の実証運用を、6月28日からテレコムセンタービルおよび青海フロンティアビル周辺(東京都江東区)で開始した。

生産年齢人口の減少に伴う労働力確保が重要な社会課題となり、警備業界でも警備員の負担軽減・労働環境の改善が求められている。セコムではこの課題に対する一つの解決手段として、巡回警備業務における歩行領域EV(警備実証用モデル)の活用を検討。これまで大型ショッピングモールやスタジアムなど、私有地内での実証実験を実施してきたが、今回、国家戦略特区内で歩行領域EVの公道走行が一定の条件下で可能となったことから、実証運用を開始した。

トヨタが開発する歩行領域EV(警備実証用モデル)は全長700×全幅450×全高1200mm。2時間30分の充電で連続2時間30分、約14km走行できる。また最高速度は2/4/6/10km/hに設定できる。

実証実験では、通常徒歩で行っている建物外周の公道(歩道ならびに横断歩道)での巡回警備に歩行領域EVを使用して効果と課題を検証。高品質で効率的な新しい警備の実現を追求していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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