【F1アメリカGP決勝】負けないハッキネン、負けるなバリケロ

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一時は開催が危ぶまれたアメリカGPが無事開催され、サーキットに詰めかけた観衆の前で白熱したレースが展開された。予選で久々のフロントロウを獲得し、速さが戻ってきたかと思わせたハッキネン(マクラーレン)。

ところが午前中のウォームアップでシグナル無視というミスを犯し、予選ベストタイム剥奪というペナルティを受け、4位スタート。2回ピットストップ戦略をとる5番グリッドのバリケロ(フェラーリ)がどんどん順位を上げてトップに立つ。バリケロがピットイン後はトップのM. シューマッハ(フェラーリ)をモントーヤ(ウィリアムズ)が激しく追い上げる。

そして34周目には長いストレートを巧みに使いオーバーテイク成功。モントーヤがラップリーダーに躍り出た。ところが、ピットストップ後にマシントラブルのため、無念のリタイア……。そこで2位につけていたハッキネンが、最初で唯一のピットストップをギリギリまで遅らせる作戦がはまり、ピットアウト後にシューマッハの前に立ち、7月のイギリスGP以来となる今季2勝目を挙げた。

ドライバーズポイントで2位を勝ち得るために懸命に走行していたバリケロは、残り2周でエンジンが息を止めリタイア。結果、2位はM. シューマッハ、3位にクルサード(マクラーレン)が入り、クルサードはバリケロに7ポイント差をつけることに成功。

なおジョーダン・ホンダのトゥルーリは5位ゴールインを果たしたが、レース後の車検で失格裁定。これにより7位ゴールインの同じくジョーダン・ホンダのアレジが6位に繰り上がっている。

《編集部》

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