ワールドチャンピオン、ミハエル・シューマッハが金曜日に開幕したフランスGPについて、ヨーロッパGPに続いてウィリアムズのラルフ・シューマッハとの争いになるだろうと語った。
「マニクールのトラックは他と比較してもタイヤの重要性が大きいんだ。特に“減り”に関してね。カナダGPに先駆けたテストでも、ウチはいくつか小さな問題が発生していたが、ウィリアムズは非常にコンペティティブだった。しかしブリヂストンはここ数週間で多くの作業をしてくれたし、ニュータイプのタイヤを持ち込むことができるから、不安はないけどね」とシューマッハ。
近頃一歩遅れた感じのマクラーレンについては「すぐに元の調子を取り戻すだろう。ミカ・ハッキネンはタイトルへの可能性こそ低いが、残りのシーズンでの要注意ライバルであることには変わりない」と引き続きの警戒感を示した。ヨーロッパGP開催中に風邪を引いてしまったというシューマッハだが、今ではすっかり症状も収まり、通算50勝という大記録へ挑む。