今シーズンからブリヂストン対ミシュランのタイヤ戦争がぼっ発し、毎戦熱い戦いが繰り広げられているが、モナコGPで両サプライヤーがタイヤを違法に削っている(俗に言う皮むき:スクラブド)とお互いを告発、FIAは正式にこれを禁止する意向を発表した。
イギリスの新聞にはミシュランがウィリアムズのタイヤを削っている証拠写真が掲載され、マクラーレンのボス、ロン・デニスもFIAに調査を依頼したと報道されている。一方のミシュラン側は「ブリヂストンが行っていることと同じ事をしているだけ」と反論。
レギュレーションによると「タイヤトレッドのクリーニングは手を使用すること」と明記されており、これでは手を使っていれば何かの道具を持っていても構わないとも受け取れる。このためFIAはタイヤトレッドのクリーニングは手のみを使用することと表記を変更した。