今年のオートサロンで無限は、『ストリーム』の無限仕様を出品した。開発初期段階のボブスレーをイメージしたスケッチさながらに、6つのバケットシートが取り付けられてスポーティ・イメージを盛り上げている。これは単に市販車のチューンというだけに止まらず、ここには無限のこれからが示されているようだ。
今回の無限の目玉はこのストリームに積まれた『i-VTEC』である。まだ開発中ということではあるが、無限ではこれからのホンダの主流となるであろうこのエンジンのチューンに積極的に取り組む方針だという。
無限のエンジン担当者は「i-VTECはエンジンのバランスが非常に良いので下手に手を出しにくいんです。でもそれだけにやりがいがあるんですがね」と無限マンらしい発言をしていた。
また、今回の無限のもう一つの売りはブレーキである。これまではパッドの製作までにとどまっていたものが、これからはキャリパーなどにも取り組んで行くようだ。