アメリカで行われた車の転倒しやすさを数学的に分析した調査の結果で、やはり何台かのSUVの転倒のしやすさが指摘された。この調査は自動車コンサルタントのジョー・キンメル氏が行ったもので、Kインデックスと呼ばれるもの。調査対象はアメリカで販売されている2000年モデルのSUV車、189台が中心となっている。この調査方法は、NHTSAが行った転倒の危険性指数よりも信頼が置ける、とも言われており、車のディメンションと重量から重力がかかった場合の転倒の危険性を数値で現しているもの。これによるとアメリカで販売されている車のうち、もっとも転倒しやすいのはシボレー『トラッカー』、スズキ『ビタラ』、トヨタ『RAV4』の3車種だという。しかもその危険度は「10回の事故のうち、4回までが転倒を起こす可能性がある」というかなりショッキングな内容。スズキとイスズとはコンシューマー・レポート誌に「転倒しやすく危険」と指摘され、その後 NHTSAが「他のSUVと比べて特に転倒の危険性が高い、ということはない」という調査結果を出したことが記憶に新しい。今回の調査でまたもや「危険」とランク付けされたスズキ、今回もなんらかのアクションを起こすか?
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