
JR北海道、非常ブレーキが自動動作しない状態で運行…定期検査で判明
JR北海道が運用している車両のうち、自動列車停止装置(ATS)などの作動時に非常ブレーキがかからない状態になっていた車両があったことが分かった。同社が10月7日に実施した定期検査で判明した。

太田国交相「経営陣は真正面から対応を」…JR北海道問題で
太田昭宏国土交通相は10月1日の閣議後会見で、JR北海道について「経営陣は、一連のトラブルを真正面から見据えてしっかり対応する必要がある。構造的な対策が必要だ」と述べ、社長をはじめとする経営陣にも注文をつけた。

国交省、JR北海道の特別監査を9月28日まで再延長…後日追加監査も
国土交通省は9月27日、JR北海道の安全対策に関する省内連絡会議の第2回会合を開き、27日までの予定で実施している同社に対する特別保安監査について、さらに調査のための時間が必要なため、28日まで再延長することを決めた。

「常識的な状況を超えている」 JR北海道で太田国交相
太田昭宏国土交通相は9月27日の閣議後会見で、JR北海道に対し実施中の特別保安監査について「軌道だけでなく経営体制を含む経営全般の問題を洗い出すことが目的。一般的、常識的な状況を超えているので、総合的な調査に基づく判断が必要だ」と述べた。

JR北海道、大沼駅の貨物列車脱線事故について説明
JR北海道と運輸安全委員会はこのほど、函館本線大沼駅(北海道七飯町)で発生した貨物列車脱線事故の概要を発表した。

JR北海道、減便減速ダイヤ11月1日から実施…札幌~釧路間は平均4時間台に
出火事故の影響で特急列車の減便が続いているJR北海道は9月20日、メンテナンス体制の強化に向けたダイヤ改正の詳細を発表した。これまで130km/hだった道内の特急列車の最高速度を引き下げて運転本数も減らす。11月1日から実施する。

台風18号で運休の根室線と奥羽線が再開
国土交通省が9月20日15時時点の情報としてまとめたところによると、台風18号の影響で運休が続いていた鉄道路線のうち、JR北海道の根室本線(花咲線)厚岸~根室間が9月19日19時10分、JR東日本の奥羽本線八郎潟~東能代間が同日9時52分、それぞれ運転を再開した。

北海道貨物列車脱線 太田国交相「精神論より具体策」
太田昭宏国土交通相は9月20日の閣議後会見で、JR函館線の大沼駅でJR貨物が運行する貨物列車が19日に脱線事故を起こしたことについて「JR北海道については、すでに精神論の段階ではなく、具体的な事故原因を探り、対策に乗り出さなければならない」と述べた。

JR北海道の運転士、「北斗星」けん引機のATSスイッチを破壊
寝台特急『北斗星』回送列車の運転士が自動列車停止装置(ATS)のスイッチを破壊したと報じられていた件についてJR北海道は9月17日、その経緯を正式に発表した。

台風18号で不通の鉄道各線、徐々に復旧
国土交通省が9月18日15時時点の情報としてまとめたところによると、台風18号の影響で運休している鉄道路線は復旧が進み、運休中の路線は10社局13路線となった。