国土交通省は9月27日、JR北海道の安全対策に関する省内連絡会議の第2回会合を開き、27日までの予定で実施している同社に対する特別保安監査について、さらに調査のための時間が必要なため、28日まで再延長することを決めた。
特別保安監査は28日で一旦打ち切り、収集した資料などを整理、分析し、必要に応じて再度、追加監査を行う。現在の監査状況から、追加監査を行う可能性が高いという。
JR北海道が放置していた、基準値を超えるレール幅の箇所は、JR北海道がすべての補修を終えたと報告。国土交通省の監査官が道内の22箇所をサンプリング調査した結果、いずれも補修を終えていることを確認したという。