今週いよいよ史上初のF1ナイトレースの舞台となるシンガポールについてトヨタのヤルノ・トゥルーリが展望を語った。「シンガポールは初開催だし、史上初めてのナイトレースとあって、誰にとっても新しいチャレンジとなる」。
若者の“クルマ離れ”とともに、モータースポーツへの関心が薄れているが、モーターファンにとって今週末は目が離せないだろう。シンガポールで初開催となるF1世界選手権では市街地コースでしかも史上初の夜間レースとなる。
スクーデリア・トーロロッソのセバスチャン・ベッテルが初ポールポジション獲得、そして21歳と73日という史上最年少優勝記録でイタリアGPを制した。豪雨に見舞われた今年のイタリアGPは、決勝も予選の波乱を引き継いだような展開となった。
F1カレンダー屈指の超高速サーキットにして、1950年から途切れる事なくイタリアGPの舞台になってきた伝統のクラシックコース。アクセル開度75%以上という高速コースだけに、マシンのエアロもモンツァ専用の超レスダウンフォース仕様となるのもマニアには必見だ。
ベルギーGPで8位入賞を果たしたトヨタのグロック。レース終了後、ライコネン(フェラーリ)のアクシデントによるイエローフラッグ中にウェーバー(レッドブル)をオーバーテイクしていたことが判明し、ハミルトン(マクラーレン)と同じく25秒の加算ペナルティを受けた。
F1カレンダーの中でも最もドライバーの人気が高いスパ・フランコルシャン。全長は約7kmと最も長く、低速コーナーから高速コーナー、ロングストレートなど様々なものが配置されているだけに、いかにセットアップを決めるがレースの鍵となる。
トヨタF1チームマネージャー、リチャード・クレーガンが今シーズン限りでチームを離脱することが明らかになった。後任はエンジンエンジニアリング部門のイエンツ・マークアート。
第12戦ヨーロッパGPは、F1初開催となったスペイン・バレンシアの市街地コースが舞台。どこか80 - 90年代の北米市街地コースを思い起こさせるような雰囲気も漂わせていたが、もちろん誰が勝っても初代バレンシアのウイナーとなる。
アロンソの大活躍により、初めてスペインで2つのグランプリが開催されることになった2008年。ヨーロッパGPの舞台となるのはバレンシア。レースが行われるのは既存のパーマネントサーキットではなく、マリーナを一周する一般道を利用した全く新しいストリートサーキットだ。
夏休み前最後のレースとなったハンガリーでティモ・グロックが2位表彰台を獲得したトヨタ。今週末バレンシアで行われるヨーロッパGPにも自信を持って臨むという。
ハンガリーGPで自己最高となる2位に入り、初めての表彰台を経験したトヨタのティモ・グロック。カナダGPでの入賞以来の今季2度目のポイント獲得は、チームにとっても貴重な8ポイント加算となった。
コバライネンがF1初優勝を飾った。そして2位には、5番グリッドスタートだったトヨタのグロックが追いすがるフェラーリのライコネンの追撃を最後まで抑えきり、自身初となる2位表彰台を獲得。
美しい都、ブダペスト近郊に位置するハンガロリンクで行われるハンガリーGPは東ヨーロッパ唯一のグランプリ。全長が短く、中低速コーナーが多いため、平均時速もそれほど速くない。また、抜きどころが極端に絞られるために、予選順位が非常に大事でもある。
F1ドイツGP(20日)でのティモ・グロックのクラッシュ原因を調査していたトヨタが、このたび結果を発表。グロックがコントロールを失った原因はリヤトーリンク(トラックロッド)にあったことを特定した。
トヨタの無料F1イベント「“F”COMMUNICATION 2008」が26・27日に、名古屋市の商業施設ラシック1階のラシックパサージュで開催される。入場無料。26日が11時から19時まで、27日が11時から18時まで開催。