先週ラリーのレース中に事故死した元チーム代表、オヴェ・アンダーソンを追悼するために、トヨタは次戦フランスGPでの奮闘を誓っている。
70歳でこの世を去った元トヨタF1チーム代表オヴェ・アンダーソンの死を悼み、TMGがコメントを発表した。
元トヨタF1チームの代表を努めていたオヴェ・アンダーソンが、11日朝、南アフリカで開催されたクラシックラリー中の事故によって亡くなったことが明らかになった。
1ストップ作戦を獲ったチームメイト、ニック・ハイドフェルドを抜いたロバート・クビサはその後トップを快走し、そのままゴール。昨年大クラッシュを経験したカナダGPで待望の初優勝を飾った。
●F1カナダGP、8日決勝リザルト 1:クビサ(ザウバー)/ 2:ハイドフェルド(ザウバー)/ 3:クルサード(レッドブル)
カナダGPの舞台は、カナダ出身の伝説のドライバー、ジル・ビルヌーブの名前を冠した風光明媚なサーキット。典型的なストップ&ゴータイプのサーキットで、ストレートラインのスピードとブレーキングスタビリティとのバランスが大きな鍵を握る。
モナコGPで7位に入り、今季3度目となるポイントを獲得したウィリアムズの中嶋一貴。初めて挑んだモナコに苦しみながらも、日本人ドライバーとして初ポイントという快挙を成し遂げた。
●F1モナコGP、25日決勝リザルト 1:ハミルトン(マクラーレン)/ 2:クビサ(ザウバー)/ 3:マッサ(フェラーリ)
優勝を果たしたのはマクラーレンのルイス・ハミルトン。6周目にはタバココーナーでタイヤバリアに接触し、右リヤタイヤをパンクさせるというアクシデントに見舞われたにもかかわらず、その後は落ち着いたレース運びでリードを広げ、今シーズン2勝目。
ルマン24時間耐久、インディ500と並び、世界三大レースと称されるモナコGP。開催時期には隣町でもあるカンヌで映画祭も開催され、毎年華やかなゲストも集う世界一グラマラスなレース。
これまでに9ポイントを獲得しているチームメイトのヤルノ・トゥルーリとは対照的に、まだ入賞を果たせていないトヨタのティモ・グロック。今週末はグロックにとって記念すべき初モナコなだけに、本人はぜひともポイントを取りたいと語る。
スーパーアグリが撤退し、10チームで争われることになったトルコGP決勝。フェラーリのフェリペ・マッサがポールtoウィンを達成した。2位には健闘一歩及ばずハミルトン、3位には4番手スタートのキミ・ライコネンが入った。
2005年からカレンダー入りしたトルコGP。例年は8月にグランプリが開催されていたが、今年は5月に行われる。ヘルマン・ティルケのデザインによるコースは左周りで起伏に富んだレイアウトになっている。
今週末に開催を控えたトルコGPでトヨタのヤルノ・トゥルーリはトップ6を狙うと語っている。
●F1スペインGP、27日決勝リザルト 1:ライコネン(フェラーリ)/ 2:マッサ(フェラーリ)/ 3:ハミルトン(マクラーレン)