【F1日本GP】決勝…天気はともかくレースは荒れた

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2008年シーズンのF1も残るは3戦。チャンピオンシップの行方が緊迫するなか、F1日本GPが富士スピードウェイで開催された。

ポールポジションを獲得したのはポイントリーダーのルイス・ハミルトン(マクラーレン)。ハミルトンに7ポイント差で肉薄するフェラーリのフェリペ・マッサは5番手スタートとやや苦しい位置からのスタートとなった。

ところが、スタートダッシュに失敗したハミルトンが1コーナーでキミ・ライコネン(フェラーリ)からトップを奪い返そうとした瞬間にオーバーシュート。その影響をライコネン、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、マッサらが食ってしまう。さらに15番手スタートだった日本期待の中嶋一貴(ウィリアムズ)も他車のスピンを避けきれずにフロントウイングを破損し、緊急ピットインを強いられてしまった。

そんな波乱のオープニングラップを制したのはロバート・クビサ(BMWザウバー)。マッサとハミルトンは順位を落としながらも接近戦を演じていたが、2周目のT10で接触してしまい、ハミルトンはスピンを喫して18番手まで順位を落としてしまう。さらに序盤でコバライネンがエンジントラブルを発生させてリタイア、ハミルトンとマッサにはそれぞれ1、2周目のアクシンデントを理由としたドライブスルーペナルティが下された。

17周目にトップを走行していたクビサが予定通りのピットインを行い、2番手を走っていたフェルナンド・アロンソ(ルノー)も翌周にピットイン。両者の順位はこの時点で逆転し、アロンソはファステストラップを連発しながら逃げていく。結果、アロンソは前戦シンガポールGPに続いて2連勝を達成。2位はクビサ、3位はライコネンというリザルトに終わった。

一方、チャンピオンシップを激しく争うマッサは8位入賞でなんとか1ポイントを得たものの、ハミルトンは12位に終わりノーポイント。さらにレース後の裁定によりトーロロッソのセバスチャン・ブルデーが降格してマッサは7位に浮上。両者のポイント差は残り2戦で「5」となっている。

地元日本勢の結果だが、初日のフリー走行から好調を維持していたトヨタ勢だがティモ・グロックはリタイア、ヤルノ・トゥルーリが5位入賞を果たしたものの、ルノーと争うコンストラクターズ4位争いにおいては16ポイント差と大きく開いて窮地に立たされた。唯一の日本人ドライバーである中嶋一貴(ウィリアムズ)は15完走。ホンダ勢は13、14位と相変わらずの低空飛行だった。

《編集部》

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