F1ドイツGP(20日決勝)の最終ターンで大クラッシュしたトヨタのティモ・グロック。幸い怪我はなかったようで、病院での診断でも2週間後のハンガリーGPへの出場OKとのこと。
ハミルトンは51周目に2度目のピットを終えた後に怒濤の追い上げを開始した。前方を走るコバライネン、マッサ、ピケを次々にオーバーテイク。見事なレースでドイツGPを制し、チャンピオンシップでも単独トップに立った。
昨年からニュルブルクリンクとの交互開催となり、2年ぶりにF1が開催されるホッケンハイム。エンジンの全開率が高く、オーバーテイクポイントもあるため、エキサイティングなレースが期待できる。
これまで合計8ポイントを挙げる活躍を見せているウィリアムズの中嶋一貴。今週末のホッケンハイムはそれほど馴染みのないサーキットだが、やるべき準備は全て行ったと自信を覗かせている。
元ミハエル・シューマッハの敏腕マネージャーで現在はウィリアムズのニコ・ロズベルグを担当しているウィリー・ウェバーが、ロズベルグは来季のマクラーレンに移籍するだろうとコメントしている。
現在3戦連続で入賞を果たしているトヨタのヤルノ・トゥルーリ、今週末行われるドイツGPにも確かな手応えがある模様。
激しく降った雨をチャンスに変えたのはハイドフェルドとバリチェロだった。結果、タフな60周を制したのは念願の母国グランプリ初制覇となったハミルトン。2位はハイドフェルド、3位には今シーズン中の表彰台は難しいとさえ言われていたホンダのバリチェロだった。
●F1イギリスGP、6日決勝リザルト 1:ハミルトン(マクラーレン)/ 2:ハイドフェルド(BMWザウバー)/ 3:バリチェロ(ホンダ)
1950年に初めてのF1グランプリが開催されたF1生誕の地シルバーストーン。昨年は彗星のごとく現れたルイス・ハミルトンの地元グランプリとあってか、満員御礼となった。
トヨタF1チームにイギリスGP限定の特別パートナーが現れた。それは『バットマン』。ワーナーブラザーズ制作のバットマン映画最新作『ダークナイト』がトヨタとタッグを組み、イギリスで7月25日公開の作品をシルバーストーンで強力にPRすることとなった。
ウィリアムズのフランク・ウィリアムズ代表が中嶋一貴に対し、長期的にF1で活躍できるだろう、との評価を語っている。「一貴は頭脳的なドライバーで、決してパニックを起こさない。自分のドライビングについて学ばなければならないことをきちんと理解している」。
F1フランスGP(22日決勝)で3位に表彰台に登ったトヨタのヤルノ・トゥルーリ。スタートでフェルナンド・アロンソ(ルノー)をオーバーテイクした後は、後ろを一度も振り返ることなく力走を続け3位を死守。
フェラーリ勢が18回目となったフランスGP・マニクールのフロントロウを独占。22日の決勝、ワン・ツー・フィニッシュを飾っている。一方、このレースの終盤で白熱したのは熾烈な3位争いだった。
北米カナダから再びヨーロッパ大陸に戻って開催されるフランスGP。パリ郊外に位置するマニクールでのフランスGPは周辺に何もないことから、グランプリ関係者からの評判も悪く、毎年消滅の危機に晒されているグランプリでもある。