「トロロッソとトヨタガレージの正面で、初めてのグランドスタンドでの観戦を楽しむことができました」という、『レスポンス』読者、KSさんの2008年F1日本GP観戦記。
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●アクセス/シャトルバス
3日間とも大雄山駅に同時刻(7時21分)に到着しました。バス乗り場でのバス待ちは全くなく、バスに乗り込むと直ぐに出発しました。バス乗り場のスタッフの方の挨拶、手を振ってのバスを見送り等が気持ちよく、車内でもあちこちから「カイゼン」されたとの声が上がっていました。
バスの所要時間は、金曜日が一番長く(60分)、日曜日が一番短い(40分)という結果でした。金曜日は国道246号に出るまでは通勤する車の渋滞があったためだと思われます。
帰りも3日間ともバス乗り場でのバス待ちは全くありませんでした。人は集中していましたが、同時に2 - 3台のバスに乗車するように誘導することでバス待ちが回避できていたと思います。サーキットからの退場も去年のような出口渋滞は全くありませんでした。上手くバスをコントロールできていたと思います。
所要時間は、金曜が16時00分に出発して40分、土曜が17時00分に出発して40分、日曜が16時05分に出発して55分でした。
今回は、昨年の事もあり、アクセスを一番気にしてたので、非常にスムーズで良かったです。2010年も手を緩めることなく、今回のやり方や体制を継続して欲しいと思います。今回は本厚木にホテルを取りましたが、これであれば新松田 or 渋沢を起点としての都内からの日帰りも充分可能だと思いました。
●飲食
金曜日は自由席めぐりをしたのですが、「プラザ」以外の場所に、飲食店が非常に少なくて苦労しました。鈴鹿の場合は歩行者通路の至るところにあったと思います。具体的にはM席横の自由席でセッション開始を待っていた時に昼食を取ろうと思ったのですが、売り場に着くまでに5分以上かかってしまいました。
●主催者への要望
3日間を通して、朝から帰りのバスの案内、ゲートクローズの案内や時差退場の案内が繰り返し放送されていました。去年の事が影響していると思いますが、観客に対していかに無事に帰るかがを常に意識させることになったと思います。鈴鹿の場合、決勝終了は表彰式が終わるとレースのプレイバック(テレビ放送と同じ内容)が流され、グランドスタンドは放送を見る人(他の席から入ってくる人も含む)で満席になり、放送が終わると自然と拍手が発生して、皆さん名残惜しそうにピットの撤収作業を見ています。
私も結果として時間に余裕があったにも係らず、決勝後のバスは3時間かかるに違いないと思い込んでいたため、表彰式後に早々に帰りましたので、そこまで帰ることを意識させる必要は無いと思います。昼間は30分毎にサーキット<->バス乗り場でバスが運行されていたようですので、例えば土曜の夜のゲートクローズは無くして、ピークを過ぎた夜間は30分毎でも良いので暫くはバスを運行する等を検討していただきたいです。
また、グッズ売り場が昨年より減少していましたし、昨年は過去のF1マシンの展示やドライバーのヘルメット展示スペースなどがあったのですが、これらも無くなっていました。ホンダ、トヨタのグッズ配布も無くなっていました。これは雨宿りスペースを設置した影響だと思いますが、グッズ配布や展示スペースもF1を盛り上げる要因の一つだと思いますので、復活を希望します。