【トヨタF1】日本GP直前会見…日本人ドライバー

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10月7日に開催されたトヨタのF1日本グランプリ直前記者会見には、トヨタの若手ドライバー育成システム『TDP(トヨタ ヤング ドライバーズ プログラム)』で育った、2人の日本人F1ドライバーも出席した。

まずは今季、トヨタF1のサードドライバーを務めてきた小林可夢偉。F1実戦デビューこそ果たしていない小林だが(今季はGP2に参戦)、今シーズンのマシン開発状況について、「昨年までのトヨタのマシンには、オーバーテイクがしにくい面があった。今年はティモ(グロック)とも、『レースに強いマシンにしよう』という意見を共有して、開発を進めてきた」と説明。

レースで前のマシンを抜けるような特性を主眼として、チームとともにマシン開発の重責を担ってきた小林だけに、自身の働きもシーズン後半のチームの好成績につながっている実感は充分、という表情であった。

小林には、来季こそGP2で頂点を極めて、2010年にはF1デビュー、というストーリーが期待される。

トヨタがエンジンを供給するウイリアムズのレギュラードライバーとして、今季が初のF1フル参戦となった中嶋一貴も列席。初の母国GPを前に、「前戦のシンガポールからチームも僕も上昇気流だと思います。日本でのレースは3年ぶりになりますが、富士は(全日本F3時代の)ホームコース。いい走りをしたいですね」と、決意を披露した。

来季のチーム残留も決まっている中嶋だけに、富士では思い切った走りで、自己最高位の決勝6位(今季開幕戦オーストラリア)を上まわる成績を期待したい。そのためには、まず予選がカギ。前戦シンガポールに続く、自身2度目の予選Q3(最終セッション、上位10台)進出を果たせれば、展開次第で決勝自己最高位更新も可能になるだろう。

《遠藤俊幸》

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