気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊（朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版）から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年10月10日付
●ものづくり、学生の発想ホンダ刺激（読売・15面）
●F1日本GPきょう開幕、音速バトル新時代（読売・21面）
●ひと：F1で活躍する中嶋一貴選手のマシンのメカニック、白幡勝広さん（朝日・2面）
●日産、ルノーに電気自動車（朝日・11面）
●高い？安い？ギャラ1000万円、岩城滉一さん出演、三宅島復興イベント（毎日・26面）
●激震日本車メーカー、最強トヨタの苦悩、小型車・新興国にも逆風（日経・11面）
●独車メーカー販売急減9月の世界市場（日経・11面）
●川崎重工、ブラジルに二輪車工場、10年をメド、年10万台生産（日経・13面）
●ダイムラー製ディーゼルエンジン、三菱自、調達打ち切り（日経・13面）
ひとくちコメント
F1世界選手権シリーズ今季第16戦の「日本GP」がきょうのフリー走行で開幕する。心配されていた富士スピードウエイの天候も「曇のち晴れ」と昨年のような集中豪雨は避けられそうだ。新聞各紙もF1日本GPに関連する特集を企画するなど、一足早く紙面でのバトルを展開している。
きょうの読売は「音速バトル新時代」とのタイトルで見開き全面広告を掲載。産経は「トヨタ地元で表彰台狙う」とウイリアムズ・トヨタの中嶋一貴ドライバーの記事を中心に報じている。朝日も人物コラム「ひと」の欄で中嶋一貴選手のマシンのを担当するメカニックの白幡勝広さんを取り上げた。
こうした中、9日付の読売夕刊が「金融危機が深刻化、F1チームから、懸案だった『コスト削減』を求める声がにわかに大きくなっている」とホンダF1チームなどの台所事情を伝えているのが興味深い。すでに、ホンダでは事前の記者発表会を本社ビルで開催したり、案内する報道関係者を限定するなどの「節約」に乗り出しており、“お祭り騒ぎ”を改める動きがみられる。
