トヨタF1チームマネージャー、リチャード・クレーガンが今シーズン限りでチームを離脱することが明らかになった。後任はエンジンエンジニアリング部門のイエンツ・マークアート。
48歳になるクレーガンは24年前にラリーのメカニックとしてトヨタモータースポーツ入り。以来ラリーやル・マンなどでプロジェクトを成功に導き、2002年にオヴェ・アンダーソンをアシストするためにF1のジェネラルマネージャーに就任。2004年からはチームマネージャーを務めてきた。
クレーガンの離脱について山科忠チーム代表は、「我々は、リチャードというすばらしいチームメンバーを失うことを非常に悲しく思う。 しかしながら、彼が新たな選択をした理由は理解できるので、我々は彼の新しい挑戦に対して心から幸運を祈りたい」とコメントしている。