【インプレ'06】熊倉重春 スズキ『SX4』 守備範囲の広さ
クロスオーバーなる新語、最近だんだんクルマ界に浸透してきたが、つまるところは「何でもアリ」ってこと。
【インプレ'06】熊倉重春 ダイハツ『ソニカ』 コンパクトカーを脅かす
軽だと思ってナメんなよ。『ソニカ』は長距離クルージングだって涼しい顔でこなす大傑作車だ。流行のバン系より全高を下げ、そのぶん重心を低くしたのがポイントだが、それでも外観から想像するより室内の広々感は凄い。
【インプレ'06】下野康史 BMW『335iクーペ』 極上FRスポーツ
非現実的プライスの『M5』は外すとして、マイベストBMWは『130iMスポーツ』だと心に決めていたら、その舌の根も乾かないうちに現れたのが、これ。
【インプレ'06】下野康史 レクサス『LS460』 オドロキの電脳新機軸
なんといってもスゴいのは、電子デバイスの数々。後ろから追突されそうになると、首との隙間を常時監視していたヘッドレストが前に動いて、むち打ち事故を防ぐ。
【インプレ'06】下野康史 三菱『eKワゴン』 使いやすさに磨き
昔、地下駐車場にクルマを止めて、車内で人待ちをしていたら、隣に止まったセダンのリアドアが開いて、ぼくのクルマのドアにかなりの勢いでぶつかった。出てきたのは、赤ちゃんを抱えた若いママ。
【インプレ'06】下野康史 メルセデスベンツ『E320 CDI』 ディーゼル鎖国に挑戦状
「遅い、うるさい、きたない」のディーゼル三悪を返上した新世代ディーゼル車。ガソリンの『E350』と直接、乗り比べても、「あれっ、いま乗ってるの、どっちだったっけ」としばしば迷うほどの出来。
【インプレ'06】下野康史 アウディ『A6 オールロードクワトロ』 初志貫徹揺らぐ
旧型にはついていなかった『A6』の名が加わる。旧型もA6ベースには違いなかったが、あえてそれを名乗らず、「アウディを代表するオールロード・クワトロ」とでもいいたげなユニークさがあった。そんなコンセプトの“薄まりかた”は、乗った印象とも符号する。
【インプレ'06】下野康史 VW『クロスポロ』 トヨタ的
90年代の初めに『ゴルフ・カントリー』という4WDのオフロード・ゴルフがあった。あれを思い出させるスペシャル『ポロ』は、しかしFFのみ。
【インプレ'06】下野康史 ホンダ『ストリーム』 元走り屋向き
スポーティクーペ、『インテグラ』お取りつぶしの恨みを晴らすかのような“走りのコンパクト・ミニバン”。前を見て運転していると、とても3列7人乗りのピープル・ムーバーとは思えない。
【インプレ'06】下野康史 スズキ『SX4』 佳作の出来
フィアットと共同開発した小型ライトSUV。フィアット版の『セディチ』は全量4WDでオフロード・キャラクターを強調するが、『SX4』はFFがメイン。いちばんキャラが近いのは、トヨタ『イスト』あたりかもしれない。
