
【COTY 選考コメント】普通の人の普通のクルマ選び…松下宏
COTYに対する考え方は各選考委員ごとにさまざまだと思うが、私はCOTYの結果が普通の人の普通のクルマ選びの参考になると良いなと思っている。これがまず基本だ。

【COTY 選考コメント】諸手を挙げて褒めるほど秀才ではない…松田秀士
ボクもiQに10点を投票した39人の内の一人。理由は、今こそ小さなクルマの提案が必要だと考えたからだ。だいたいクルマ1台の生涯平均乗車率は1.2人という統計が出ていて、フル乗車することは多くない。

【COTY 選考コメント】1台くれるならこれ…青山尚暉
今年のCOTYの配点は、ある意味大変だった。配点の最高点の10点は『iQ』で決まり。3m以下の全長のパッケージの中に先進先端環境技術テンコ盛りで、今後の他車への発展にも大いに貢献するはず。『GT-R』とは別の意味で世界に誇れる。

【COTY 選考コメント】タントを応援したい…三好秀昌
今年はダイハツ『タント』を推した。オイラのイメージと重ならないクルマではあるが、今までになかった、簡単に福祉車両になる利便性とコストパフォーマンスに高い意義を感じたからだ。

【COTY 選考コメント】日産が投票前に戦いを降りた…国沢光宏
今年のCOTYは、次世代のコンセプトを取り入れたECOカートヨタ『iQ』と、ポルシェをホンキでビビらせたスポーツカー日産『GT-R』、そして日本車には無い味を持つ輸入車シトロエン『C5』の戦いとなった。

【COTY 選考コメント】iQ はハッキリしない…石川真禧照
トヨタ『iQ』が圧勝だったが、ボクのiQに対する印象は今ひとつハッキリとしていない。というのも、乗る度にクルマが良くなっていくことに驚いたからだ。

【COTY 選考コメント】デザイナーの手垢…千葉匠
自分が10点を投じたクルマが賞を取れないのは、ちょっと寂しい。私の場合、それがけっこう多いんですよ。今回もそうだった。選考委員を拝命して以来、ずっと心掛けてきたのは「自分らしい投票をする」ということ。カーデザイン評論家として、COTYもデザイン視点で考えたい。

【COTY 選考コメント】完成度がいまいちでも…松任谷正隆
僕は選考委員を16年ほどやらせていただいているが、選考の一番大事なポイントはその時代における「意義深さ」においている。たとえ完成度がいまいちでも、今はこの方向を向いていることが大事、と思えるクルマを推したい。そういう意味でも今年は簡単に『iQ』に決まった。

【COTY 選考コメント】輸入車のウィークポイント…米村太刀夫
今回のCOTYは輸入車がイヤーカーに輝く可能性が高かったのですが結果はiQの独走に終わりました。

【COTY 選考コメント】iQ の10点には条件が付く…木村好宏
今年も駆け足で投票に参加した。イヤーカーとなったトヨタ『iQ』だが私は10点を与えた。まあ順当なところだろう。クルマ作りの基本コンセプトそしてそれを実現させた技術は素晴らしい。特にあんなに薄い燃料タンクなど脱帽ものである。