【COTY 選考コメント】50年の節目と35年の感情移入…川上完

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実は、今回のCOTYの投票については、その前からずいぶん悩ましいものでした。と言うのは、本命とされていたトヨタ『iQ』にあまり大きな点数を入れられない状況を自分で造り出していたからなんです。

手当たり次第に「iQは格好悪い」だの「コンセプト倒れだ」などの罵詈雑言(?)を書きまくっていたものですから、そんな僕が、COTYだからと言って、iQに高得点を付ける訳には行かないじゃあありませんか。

まあ、自分自身それほどカタブツだとは思っていませんが、言ったり、書いたりしたことにはそれなりの責任は取りたいと考えたんですね。そこで、iQには5点だけ配点しました。これには、「トヨタそのものを無視している訳ではありませんよ」と言う気持ちが込められているわけです。

では、10点はどのクルマに配点したのかと言うと、これがスバル『エクシーガ』なんですね。輸入車の中の一台を選んでも良かったのですが、いずれも帯には短く、タスキには長いで、結局残ったのはエクシーガだったと言う訳です。増して、スバルが自動車販売50周年の節目であり、僕自身35年来のスバル『360』のオーナーであってみれば、感情移入も仕方のないところなのでしょうねえ。
 
クルマに順位を付けると言うのがこれほど難しいものだと思ったのは、今年が初めてでした。でも、COTYの選考は楽しいものです。何と言っても年一回のお祭りですから。

川上完|モータージャーナリスト
芸能誌カメラマンを経て、男性誌のクルマリポーターからジャーナリストの道へ。旧いクルマ大好きの変人(?)
《川上完》

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