
東芝の水素製造装置、1時間でFCV 2台分---国内最大のアルカリ水電解式
東芝は7月14日、1時間で燃料電池自動車(FCV)2台分の燃料にあたる約100Nm3の水素を製造できるアルカリ水電解式の水素製造装置を開発したと発表した。

トヨタ、豪州に MIRAI を試験導入…市販実現に向け路上走行を開始
トヨタ自動車は7月12日、豪州の生産・販売事業体であるToyota Motor Corporation Australia Ltd.(TMCA)に、燃料電池自動車(FCV)『MIRAI』3台を試験的に導入すると発表した。

国土交通省、FCVに国際基準を採用へ…保安基準を改正
国土交通省は、道路運送車両の保安基準を一部改正して水素燃料自動車(FCV)の基準に国際基準を採用した。

燃料電池車の国際相互承認を導入へ…UNR134を国内に導入
経済産業省と国土交通省は、水素燃料電池自動車(FCV)の国際相互承認が開始されることになったと発表した。

トヨタ MIRAI、ノルウェー第一号車を納車…欧州5か国目
トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは6月20日、市販燃料電池車、『MIRAI』(ミライ)のノルウェー第一号車を納車した。

豊田通商など、再生可能エネルギーから水素を製造・利活用するモデル事業を実施
福岡県とトヨタ自動車九州、九電テクノシステムズ、豊田通商は6月28日、今回、経済産業省の補助事業を活用し、トヨタ自動車九州宮田工場にて、再生可能エネルギーにより水素を製造し、利活用する事業を実施すると発表した。

【池原照雄の単眼複眼】日産が2020年の商品化めざす“古くて新しい”FCV
日産自動車が、他社が市販しているタイプとは異なる方式の燃料電池車(FCV)の技術発表を行い、2020年の商品化を打ちだした。サトウキビなどバイオエタノールを水素に改質し、その水素で発電した電気でモーターを駆動する仕組みだ。

メルセデス GLC に燃料電池車、外部充電が可能…世界初
ドイツの自動車大手、ダイムラーは6月13日、ドイツで開催した新技術発表会「Tec Day」において、メルセデスベンツの燃料電池車、『GLC F-CELL』のプロトタイプ車を初公開した。

ホンダ、差圧式電解方式による高圧水素製造システムで発明表彰を受賞
ホンダは、同社技術者が小型水素ステーション向け「差圧式電解方式による高圧水素製造システムの発明」で、「平成28年度全国発明表彰 日本商工会議所会頭賞」を受賞すると同時に、同社も「発明実施功績賞」を受賞したと発表した。

日産、エタノール燃料のFCV技術「バッテリーEVの苦手領域をカバー」
日産自動車は6月14日、バイオエタノールで発電した電気で走行する燃料電池システムの技術発表を行った。希少金属や高圧の水素タンクが不要なため既存の燃料電池車よりも低コスト化が可能で、2020年頃の実用化を目指すとしている。