
【池原照雄の単眼複眼】上海モーターショー、激戦前夜の熱気
世界のありとあらゆる車がこの国では買える。上海モーターショーの全会場を巡っての印象だ。無いのは日本の軽自動車とインドなど新興諸国の民族系ブランドくらいである。

大矢アキオの『ヴェローチェ!』…フィアットCEOの合理化セーター
フィアットおよびクライスラーグループCEOを務めるセルジオ・マルキオンネのトレードマークといえば、黒もしくは濃紺のセーターである。両社が提供する本人のオフィシャルフォトでも、セーターを着用している。

【井元康一郎のビフォーアフター】被災地の復興にスマートグリッドという選択
被災地の復興には膨大な資材、資金と長い時間が必要だ。復興のプロセスを通じて払われた犠牲を別の形ででも埋め合わせていくために、方策のひとつとして挙げられるのが、壊滅した地域の電力インフラを最新技術を駆使した『スマートグリッド特区』化するというものだ。

大矢アキオの『ヴェローチェ!』…イタリア車不振の陰でコンパクトSUVが元気!
イタリアで日本のコンパクトSUVが元気だ。イタリア輸入車協会調べによる2011年2月のイタリア国内乗用車登録統計を参考にすると、日本ブランド車の登録トップ4のうち実に2モデルがコンパクトSUVである。

【池原照雄の単眼複眼】かつてない権限委譲に踏み切ったスズキ会長
東日本大震災によって国内自動車工場の大半が生産停止を余儀なくされるなか、新しい決算期となる2011年度が幕開けした。自動車メーカー各社では意思決定の迅速化を狙いとする役員体制の刷新や開発の強化策などが動き始めた。

【池原照雄の単眼複眼】容易ではないが「日常」を取り戻すこと
自動車生産の本格復帰は、震災から3週目に入った現在も「メドが立たない」(トヨタ自動車)状況にある。これだけ長期の生産停止は2次大戦の戦時下や終戦時以来である。

【井元康一郎のビフォーアフター】原発のピンチで日本のEV普及に暗雲…?
次世代エコカーの有力技術のひとつとして注目を集めていたEVに、やおら暗雲が漂いはじめた。原因は言わずもがな、東北地方太平洋沖地震による福島第一原子力発電所の大事故である。

【池原照雄の単眼複眼】自工会、1枚岩でのサプライヤー支援に着手
日本自動車工業会は、東日本大震災で被災した部品メーカーの復興支援に取り組むため「サプライヤー支援対策本部」を立ち上げた。

大矢アキオの『ヴェローチェ!』…盗難車ランキングに懐かしのモデル
イタリアで最も盗まれやすいクルマは?---自動車セキュリティサービス会社「ロージャック・イタリア」はこのほど、内務省の資料をもとに車両盗難に関する最新データを発表した。

【池原照雄の単眼複眼】東日本大地震、自動車産業に第3の衝撃波
東日本大地震は、自動車産業にとって2008年の金融危機、昨年来の急激かつ大幅な円高に次ぐ、第3の衝撃波となる。