
【井元康一郎のビフォーアフター】EVはスマートグリッド普及の道具であってはならない
与党民主党は今、エネルギー政策を太陽光、風力、地熱などの再生可能エネルギーを大々的に導入する方向へと急速に転換させている。菅直人首相は再生可能エネルギー固定価格買い取り法案を、自らの首と引き換えにしてでも可決させようと意気軒昂である。

大矢アキオの『ヴェローチェ!』…フランス騒然、シトロエンが工場閉鎖検討?
PSAプジョーシトロエンの工場閉鎖をめぐり、フランスが揺れている。問題の発端は2011年6月9日、フランス最大の労働組合CGTが、「国内2工場を閉鎖することを検討中である」とするPSAプジョーシトロエン内部文書を公表したためだ。

【池原照雄の単眼複眼】NMKV、前例なきプロジェクトの成否を握るのは
日産自動車と三菱自動車工業の折半出資による軽自動車の商品企画会社NMKV(東京都港区)が35人の陣容で事業を開始した。資本のつながりがない企業が、共同で開発から生産まで取り組むという日本では前例のないプロジェクトとなる。

大矢アキオの『ヴェローチェ!』…エアバスにパノラミックルーフ仕様
仏エアバス社は2011年6月14日、同月下旬に開催されるパリ航空ショーに先がけて、未来の旅客機を想定した「コンセプト・キャビン」をイラストレーションで公開した。

【池原照雄の単眼複眼】三菱のEV、車種拡充で採算ラインに接近
三菱自動車工業が電気自動車(EV)の拡充に動き出した。今夏に国の補助金を控除すると購入者の負担が200万円を切る『i-MiEV』の廉価タイプを投入するのに加え、軽自動車をベースにした商用車モデル2タイプも年末に売り出す。

【池原照雄の単眼複眼】サプライチェーンの問題点と対策
日本メーカーの国内外の自動車生産は、企業差はあるものの予想外のペースで回復してきた。各社が独自あるいは協力して進めた部品のサプライチェーン修復支援が奏功している。

大矢アキオの『ヴェローチェ!』…ベルトーネ復活でマセラティが不安
旧ベルトーネ工場の復活と、マセラティの故郷・モデナ人の憂鬱。2011年5月にイタリアで起きた一見無関係なふたつのニュースは、実は密接なつながりがある。

【池原照雄の単眼複眼】SIM-DriveのEV試作、オープンソース方式で着実に前進
電気自動車(EV)の世界的な普及を目指し、先行開発車の試作企業として2009年8月に発足したSIM-Drive(神奈川県川崎市)が着実に事業を展開している。5月に1号車の『SIM-LEI』を発表したのに続き、来春の完成を目標に2号車と改造車(コンバージョンEV)の開発を進めている。

【井元康一郎のビフォーアフター】電動化にひけを取らぬエンジン車の革新
世界を走る乗用車の中で圧倒的多数派を占めるガソリンエンジン車。その燃費向上をめぐって、メーカー間の競争がますます激化する様相を見せている。

【池原照雄の単眼複眼】相互補完も可能なトヨタとホンダのスマートグリッド
ホンダが自社製の太陽光発電システムやコージェネレーション(熱電併給)ユニット、電動車両などを組み合わせた「スマートホーム」を構築し、来春からさいたま市で実証実験を行うことになった。