
【池原照雄の単眼複眼】6万台では足りない トヨタの軽自動車販売
トヨタ自動車が2011年秋に、ダイハツ工業からのOEM(相手先ブランド生産)調達により、軽自動車販売に乗り出すことになった。年間の調達台数は、予定する3車種がそろう12年の段階で年6万台を上限にすることで、ダイハツと合意している。

【池原照雄の単眼複眼】ホンダ伊東社長、対話集会でカツ!!
ホンダの伊東孝紳社長がこの2か月、管理職を中心とした社員との直接対話集会を精力的にこなした。2020年までの経営ビジョンをまとめたのを機に開いたものだが、リーマンショック後から業績が順調に立ち直ることで緩みがちな社内ムードを諌めるのも大きな狙いだったという。

【池原照雄の単眼複眼】窮地の金型業界、再編で復活を期す
車体を成型加工する自動車用金型の国内2、3位メーカーが、企業再生支援機構の主導で事業統合することとなった。

【井元康一郎のビフォーアフター】“モビリティ議論”無視した環境自動車税
自動車税制に関し、新しい動きがあった。総務省は15日、「自動車関係税制に関する研究会」の報告書を公開。その中で、軽自動車税を廃止して普通乗用車と同じ税体系に組み入れた「環境自動車税」を創設する考えを示したのだ。

【池原照雄の単眼複眼】プラグインHVって? ネーミングに再考の余地
PHVはトヨタ自動車の試験販売が始まっているものの一般の認知度はまだ低く、呼び名には再考の余地がありそうだ。「『プリウス』のプラグインハイブリッドを街で見かけました。あのプリウスはエンジンを積んでないんですよね」。

【池原照雄の単眼複眼】日産EV、スマートグリッド対応で世界を視野に
日産自動車が日立製作所などとともに、電気自動車(EV)から家庭やビルなどに電力を供給するエネルギーマネジメントシステムの技術開発を推進することになった。

【井元康一郎のビフォーアフター】“逆張り”でヒット、クリーンディーゼル
世界トップクラスの厳しい排出ガス規制であるポスト新長期規制をクリアする、いわゆるクリーンディーゼル乗用車作りに三菱自動車が名乗りを上げた。

【池原照雄の単眼複眼】鈴木会長の燃費向上策---20リットルで満タン?
軽自動車の育ての親ともいえるスズキの鈴木修会長兼社長が、軽の経済的な乗り回し方を提案している。ガソリンを補給する際、満タンにせず10リットル程度にして実燃費を向上させようというものだ。

【池原照雄の単眼複眼】補助金終了、自動車メーカーは身銭を
2009年4月に経済対策の一環として導入されたエコカー補助金が終了まで1か月余りとなった。10月以降の反動は避けられないだろうが、ここからは自動車業界が自助努力でショックを和らげることだ。

【井元康一郎のビフォーアフター】なぜ中国に最新技術? GMの戦略
空前のクルマブームを追い風に、目下、世界最大の自動車市場となっている中国の自動車業界から、また大きなニュースが飛び込んできた。