
【井元康一郎のビフォーアフター】トヨタPHEV計画に立ちはだかる“EVフィーバー”
外部電源から車載バッテリーに充電し、短距離はEVとして走れるプラグインハイブリッドカー(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)を次世代エコカーの本命とするトヨタが、電気自動車やレンジエクステンダー(E-REV。発電用エンジン付きEV)ブームに気を揉んでいる。

【池原照雄の単眼複眼】安価な技術でHVに挑む日産マーチ
日産自動車が13日に発売する新型『マーチ』は、燃費性能が1リットル当たり26km(10・15モード測定)と、ハイブリッド車(HV)を除くガソリン乗用車では最高値を達成した。

【池原照雄の単眼複眼】予想外の回復力…海外生産が過去最高ペースに
自動車メーカー各社の海外生産が急回復している。乗用車8社の合計では2010年1月からほぼ毎月100万台レベルを維持しており、これは過去最高だった2007年を上回るペースである。

【井元康一郎のビフォーアフター】求められる非自動車業界との交流…パナソニックのディーゼル触媒
省エネルギー化、電気化など、脱石油テクノロジーのニーズがますます高まる自動車。部品点数が数万点にも及ぶクルマ作りは航空機産業と同様、金属、石油化学、電気、構造、力学など、多くの分野の集大成である。

【池原照雄の単眼複眼】新経営体制2年目で攻めに転じるトヨタ
トヨタ自動車が2008年の金融危機後に凍結していた海外工場の建設を相次いで再開、攻勢に転じる。グローバルではなお余剰設備を抱えるものの、成長が続く新興諸国などでの拡充を図り、現地化の推進で為替変動にも強い体質とする狙いだ。

【池原照雄の単眼複眼】EVの弱点をテレマティクス技術で補う リーフ
日産自動車が今年12月に日米で発売する電気自動車(EV)『リーフ』の試作車に試乗した。ほぼ最終仕様となった試作車は、スムーズな加速や静粛性といったEVならではの走行性能を引き出し、乗る楽しさを存分に実感できる仕上がりとなってきた。

【井元康一郎のビフォーアフター】内閣シフト、トップ変更で環境対策はどうなる?
鳩山内閣から菅内閣へとバトンタッチした与党民主党。その環境政策が注目を集めている。与党民主党はこれまで一貫して、CO2(二酸化炭素)をはじめとする温室効果ガスの大幅削減を掲げてきた。

【池原照雄の単眼複眼】車検獲得にも狙い---三菱の保証延長
三菱自動車工業が6月5日から保証期間を国内メーカーではもっとも長くした新保証制度を導入した。リコール問題以降、低迷している国内販売をテコ入れするとともに、車検整備の獲得による販売会社の体質強化にもつなげる。

【池原照雄の単眼複眼】「補助金」のラストスパートに入った国内販売
6月になって自動車各社の国内販売部門ではムチが入ってきた。9月のエコカー補助金終了までに残すところ4か月になったからだ。

【井元康一郎のビフォーアフター】高まるEV熱、「使う側」と「作る側」の温度差
EV(電気自動車)は果たしていつ、本格普及するのか---このところ、次世代エコカーに関する話題の中で、EVのロードマップに関する話が以前にも増してホットに取り上げられるようになっている。